職人が「リム」と呼ばれる「化学糊」を塗っています。
日本の「木工用ボンド」の様なモノです。
水で薄めて、ジャブジャブと、塗っています。
下手な職人が編んだゴテゴテのアタ製品も、「リム」を塗るとピシッと音がするかの様にシャンとします。
「リム」とは、もの凄く便利ですね。
これは、ここ5年くらいの「新しい工法」です。
つまり「伝統的な工法」では有りません。
「リム」を塗ったアタは、ぱっと見は分かりません。
リムで形を無理やり整えられていますが、良く見て頂ければ全く「オーラ」が違います。 「リム付き」は、オーラが無いのです。
更に、手で力を加えてみると、「ミシミシッ」と、割れる音がします。
本来は柔軟性が高い為に長持ちするのですが、その良さが失われています。
「リム」によって固まり、もろく、折れ易くなっているのです。
また、長く使う事によって「飴色」になるはずが、「リム」を塗ると、だんだんと汚れた感じになってしまいます。
現在、アタ製品の8割ほどが、この「リム」付きとなっています。
残念ですが、この「リム」によって、アタ製品の技術が、大きく低下しています。
もちろん、Rosilyのアタ製品は「伝統的な工法」のみで作っています。
伝統的な工法を守ってくれる、巧い職人さんだけに、依頼しています。
アタ製品も、有機野菜ランチ同様に、無添加・昔ながらの手作り、なのです。
これは、これからも、絶対に曲げられません。