コラム
アタ製品の独特な香り ー 燻製の香り
バリ島の2つの季節
バリ島には乾季と雨季という、異なる二つの季節が存在します。乾季は涼しく雨が少なく、観光に最適な季節です。一方、雨季は暑く湿度が高く、スコールも頻繁にあります。この湿度の高い気候は、多くの物にカビを生じさせる原因となります。
アタ製品の燻し加工 – 防虫・防カビの自然な方法
アタ製品は、長く使えるよう特別な燻し加工が施されています。椰子の実の皮を燃やし、その煙でアタ製品を燻すのです。この燻しの煙がアタに染み込むことで、防虫・防カビ効果を得ることができます。また、椰子の実に含まれる糖分が油に変わり、アタ製品の表面に自然な皮膜を形成します。これが湿気からアタ製品を守るのです。
燻しの香りとその魅力
バリ島のアタ製品は、燻し加工により囲炉裏や燻製のような心地よい香りがします。一部の方には匂いが苦手と感じられることもありますが、Rosilyのアタ製品は伝統に則り、化学薬品を一切使用していません。この自然な香りもアタ製品の特徴の一つです。
Rosilyのこだわり
香りがないアタ製品は、偽物である可能性が高いと考えられます。そのため、Rosilyでは「燻し無し」のアタ製品は作りません。私たちは、この自然な香りもアタ製品の魅力の一部だと考えています。香りが苦手な方にはお勧めしませんが、その独特な香りを楽しんでいただける方には、バリ島の伝統と自然の美しさを感じていただけることでしょう。