コラム
赤・黒など色付きのアタ製品
着色されたアタ製品との違い
市場には赤や黒で着色されたアタ製品が出回っていますが、Rosilyではこのような着色されたアタ製品は取り扱っていません。これは、伝統製法への深い尊重と、アタ製品本来の美しさを重視するためです。
伝統製法のアタ製品の特徴
伝統的なアタ製品は、編み上げた後に天日干しして燻しあげられます。この手間のかかるプロセスは、製品をカビから守り、使うほどに飴色に美しく変化させます。一方で、着色されたアタ製品は、燻し工程を行わずに塗料や染料で色付けされています。これらの製品は初めは艶があり発色も鮮やかですが、時間が経つと艶が失われ、色褪せやカビが発生することがあります。
Rosilyの取り扱い方針
Rosilyでは、伝統製法に基づいたアタ製品だけを取り扱っており、今後も色付きのアタバッグの取り扱いは予定していません。これは、アタ製品の持つ自然な美しさと品質を大切にするための方針です。冬場に着物に合わせたいというご要望があることは承知していますが、伝統製法を維持するために、この方針を変更することはありません。