色鮮やかなバティック、南国の息吹を感じるデザイン

南国特有の草花、幾何学模様、蝶や動物などが鮮やかに描かれたバティックは、その穏やかでゆったりとした雰囲気で、日常に南国のエッセンスをもたらします。壁に掛けるタペストリーとして、またはテーブルクロスやベッドカバーなど、インテリア用クロスとしても、一枚で空間をアジアンテイストに変えることができます。

バティックの種類とその技法

バティックには、その作り方によって様々な種類が存在します。

• バティックトゥリス: 全て手作業で行われる伝統的な技法です。下絵から蝋付け、色付けまで、蝋で防染することで色が混ざらず、精緻なデザインが生まれます。

• バティックチャップ: 真鍮製の型にロウを浸して布にスタンプし、防染する方法です。約25cm角の銅製スタンプを使い、緻密な配列で模様を生地に押し付けます。この技法は熟練した職人の技術を要します。

• バティックコンビナシ: 銅製のスタンプ（チャップ）と手書きを組み合わせた方法で、手書きバティックに近い質感を持っています。

• バティックプリント: シルクスクリーンを使用して生地に柄をプリントします。日常的にも使われる手軽なタイプで、価格も手頃です。

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