コラム
バティックの価格差 制作方法から素材までの違い
制作方法による価格差
バティックの価格は、その制作方法に大きく左右されます。完全手描きバティックが最も価格が高く、手描き+チャップ、チャップ、そしてプリントと続くにつれて価格は安くなります。
手描きバティック: 裏地を見ることで本物の手描きバティックを見分けることができます。プリントとは異なり、表裏に違いがあります。Rosilyでは、100年ものの手描きバティックを扱っています。
チャップ(型押し): チャップと呼ばれる型にロウを付けてロウケツ染めを施します。上手な職人の作品は繋ぎ目が分かりにくく、均一な柄が連続しています。
プリントバティック: シルクスクリーンを用いて柄をプリントします。複雑な柄でも安価に製造でき、多様なデザインがあります。Rosilyでは約500種類のプリントバティックを扱い、WebShopで一部を紹介しています。
柄の細かさと色数
- 手描きバティックの中でも、細かい線を出す技術を持つ職人の作品は、高価になります。また、色数が多いバティックは、ロウ置きと脱ロウの工程が多くなり、それも価格を高くします。
生地のグレード
- 使用される綿生地のグレードによっても価格は変わります。高級バティックには「プリミシマ」と呼ばれる白生地が用いられることがあります。
色柄の美しさ
- 柄や色が特に美しいバティックは、高度な技術や高価な染料が使われているため、価格が高くなります。
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